紀錄 - ハリソン主線預告

ハリソン•グレイ（哈里斯•葛雷）

女王直属の勅命部隊クラウンに属している、飄々としたモテ男。よく軽薄な嘘をつくため本心がどこにあるのかわかりづらい。そんな彼にはクラウンに入った “ある目的”があるようで……。

隸屬女王直屬聖旨部隊CROWN，飄飄然的受歡迎男人。因為經常說輕浮的謊言，所以很難理解真心在哪裡。

那樣的他好像有進入CROWN才有的目的......。

生日：5月30日

身高： 181cm

組織：CROWN

童話詛咒： ???•狐（童話未紀錄）只要和對方對到視線，能分辨對方的話是真是假

稱呼：哈里、哈里斯

對女主的稱呼：目前沒有看到哈里斯叫女主「知更鳥」，都是叫名字的樣子。

（故事背景設定在放置在上篇威廉主線預告那裡）

俺の悪、それはさあ、何だろうね?

我的罪惡，是什麼呢？

おとぎ師として初めて任務に向かった夜、薄荷の香りを漂わせながら彼は私の頭に銃口を突きつけた。

在我作為一名童話師初次執行任務的夜晚，散發著薄荷的香味的他，一邊將槍口對準了我的頭部。

ハリソン

「はい、ドン。騙された」

「好的，砰。你上當了」

ハリソン

「もし、俺に今あんたを殺す意思があったとしたら、あんたは今頃あの世行きだ」

「如果我現在有殺死你的意圖，你現在可能已經死了前往那個世界了。」

女主

「どうして……」

「為什麼……」

ハリソン

「どうして? 俺たちとあんたは逢って、まだ数時間だろ。なんで信用できると思ったわけ」

「為什麼呢？我們只見面了幾個小時而已。為什麼會認為可以信任你呢？」

ハリソン

「囮として利用されるかもしれない、銃弾の盾にされるかもしれない。今、この瞬間にも――」

「也許你會被當作誘餌利用，也有可能被當作槍彈的盾牌。就在此刻的瞬間──」

ハリソン

「頭を撃ち抜かれるかもしれない。そういうの1ミリも想像しなかったのかよ」

「你可能會被射穿頭部。你完全沒有想像到這種情況嗎？」

ハリソン

「（女主）」

ハリソン

「あんたが足を踏み入れた悪の世界は、こういう場所だ」

「你所踏入的邪惡世界就是這樣的地方。」

ハリソン•グレイ。彼は全身に嘘を纏う、狐の呪いつき。

哈里斯•葛雷。他全身纏繞著謊言，帶有狐狸的詛咒。

ハリソン

「こうして目を合わせれば、相手の言葉が嘘か本当かわかる。これが俺の呪いつきの能力」

「只要和對方對到視線，我就能分辨對方的話是真是假。這就是我的詛咒能力。」

飄々と笑いながら、彼は私に何度も嘘をつく

他一邊飄然地笑著，一邊對我說了很多次的謊言。

意地悪で、何を考えているか読めない人。それなのに

他是個難以讀懂內心的壞心眼之人。

儘管如此。

漆黒の暗闇に呑まれそうになった時に、この手を握ってくれていたのは……。

當我感覺自己陷入了黑暗的深淵時，那時握著我的手的是......。

ハリソン

「あんたが綺麗事だといって投げたくなるようなその感情に、救われる奴はきっとたくさんいる」

「你想要摒棄的漂亮話，一定有很多人被這種情感所拯救。」

ハリソン

「それに...... あんたが今感じてることは、何1つ間違いなんかじゃない」

「而且......你現在所感受到的一切，沒有一點錯誤。」

ハリソン

「女主、あんたの感情はあんただけのものだ。誰にも否定できるものじゃない」

「（女主），你的感情是屬於你自己的東西。沒有人可以否定它。」

女主

「私の感情は、私だけの······ もの?」

「我的感情，是屬於我自己的……東西？」

ハリソン

「ああ、誰にも踏み潰されちゃいけないし、あんたが大切にしないといけないものだ」

「阿阿，這是不能被任何人踐踏的東西，你必須要好好珍惜。」

男たちに囚われ銃を引かないといけなくなってしまった時、真っ先に駆けつけてくれた

我被男人們囚禁並被迫拿起槍時，第一個衝過來救我的人是。

ハリソン

「･･････なあに泣きそうな顔してるんだよ。ほら、立てるか?」

「......怎麼露出一副快要哭的表情。來，站得起來嗎？」

女主

「立て…… ます」

「站的……起來」

ハリソン

「はい、嘘。俺にあんたの強がりは通じないんじゃなかったの?」

「好，這是謊言。你不是知道逞強對我來說毫無意義的嗎？」

女主

「探し回ってくれたんですか」

「你一直在到處找我嗎？」

ハリソン

「別に。たまたま見つけただけ」

「沒有，只是碰巧找到而已。」

ハリソン

「たまたまだけど──」

「雖然是碰巧的──」

ハリソン

「あんたが、“これ”を引かなくてよかった。しかも、自分のためじゃなくて、人を守るために……な」

「幸好你沒有扣動『這個』。而且，不是為了自己，而是為了保護他人……」

*這個指的是槍的板機。

いつだって、私が私であることを守ってくれたのは

一直以來，守護著我成為真正的自己的人是。

(ハリソンあなただった)

(哈里斯，是你)

けれど、私はあなたがたった1人きりで抱え続けていた“最大の嘘”に気づきもしなかった。

然而，我卻沒有察覺到你一直承擔著那個只有你自己知道的「最大謊言」。

ウィリアム（威廉）

「ハリソンを裏切り者として処刑すると言ったら······お前は、どうする?」

「如果我說要將哈里斯當作背叛者處決的話你會怎麼做？」

ハリソン

「俺はあんたに今まで何度も嘘をついてきたけど、今から言うことは本心だ」

「雖然我曾經多次對你說謊，但現在我要說的是真心話。」

ハリソン

「あんたと俺は、生きる世界が違う」

「你和我，生活在不同的世界。」

ハリソン

「だからこれ以上、俺に······踏み込んでくるな」

「接下來不要再靠近我了」

(あなたは私が私であることを守ってくれた。だから、私も)

（你一直守護著讓我成為我自己。所以，我也會）

(あなたがあなたであることを守りたい。……あなたを1人にはしない)

（我也想要保護屬於你的一切。……不讓你孤單一人。）

ハリソン「……なんであんたが、泣きそうな顔をするんだよ」

「……為什麼你看起來像快要哭了？」

ハリソン

「どうして、俺のことを疑わないんだよ……」

「為什麼你不懷疑我呢...…？」

ハリソン

「俺が嘘をついて、騙して、全員を陥れようとしてるとは思わないわけ?」

「你沒有懷疑我在撒謊、欺騙，試圖陷害大家嗎？」

女主

「ハリー、私は」

「哈里—我」

女主

「あなたの嘘を信じているんです」

「我相信你的謊言。」

女主

「あなたの嘘を、信じさせて」

「讓我相信你的謊言。」

ハリソン

無数の嘘を暴いた先にある、たった1つの切ない真実とは。

在揭露了無數謊言之後，所揭示出的唯一令人心痛的真相是。

ハリソン

「あんたがいれば、俺は一生暗闇の中を歩ける。 ……あんたは俺の、太陽だから」

「有你在的話，我可以一生都行走於黑暗之中。……因為你是我的太陽」

今日も私は、あなたがつく嘘に恋い焦がれる。

今天的我，仍然一心嚮往著你的謊言。

漆黒の暗闇と、太陽がもたらす陽ざしが混ざり合う—この場所で。

在這個場所漆黑的黑暗和陽光交織在一起。

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